ジョブズが亡くなった。ジョブズ万歳。

10月5日、スティーブ・ジョブズが亡くなった。彼のような人でも亡くなるのだから、やはり死というのは避けられないのだろう

今、本業の陰で続けているDataCloudsは、できたら、この人に見てもらいたかった仕事。自分の渾身の仕事を捧げて、認めて貰いたい殆ど唯一の人だった。

なに、彼のことだから、次はどうやって生まれ変わって、insanely greatなことをやるか、きっと考えているに違いない。いつか、あの世で会えたら、その話を聞いてみたい。

彼が56歳で亡くなったのなら、自分は絶対に56歳以上生きて、できればその倍生きて、彼がやり残したことの1/100でも成し遂げたい。それを持って行って、彼と話せたら満足だ。

DataClouds、そしてDataCrowdsについて

昨年から、DataCloudsというソーシャルなデータ提供サービスを作れないかとあれこれやっています。昨年4月に世銀がそのデータをオープンにすると言い始めて、WDIのデータ等を実際に無料かつほぼ無制約で提供し始めたのが、きっかけです。世銀総裁のゼーリックって変な人ですが、コンセプトとしてはずれたことは言わない人だと思います。

1年半、隙間時間を使って自宅サーバとAWS上でプロトタイピングを続けてきましたが、少しづつ自分として納得できるコンセプトが変わってきた、もしかしたら深化してきたので(あるいは大して変わっていないかもしれないけれど)、それを書いてみることにします。

データは単なる数字ですが、それを見るのは人間、そしてデータの裏にあるのも、また別の人間の暮らしとか仕事です。ネットやソーシャルな基盤は、この2つの人間の間をどこまでスムースに満足できるようにつなげられるかという課題を解決する手段として活用できるはず。結論から先に言えば、そんな発想をもっと形にしたくなったということです。

DataCloudsを、データを通じて、離れた人達同士がもう少しリアルにつながる機会を提供するサービス、DataCrowdsにしたい。そう考え始めました。

<DataCloudsとは>

データのようなわかりにくいものを通さなくても、言葉、音声、イメージ、動画で、地球の裏側の人の動きさえ共有できるようになったんだから今更データなんて、とか、データなんて難しいだけで誰も見ない、とか、半面としてその通りだと思います。ただ、遊びから少し離れて振り返ってみれば、やはりデータは暮らしにも仕事にも欠かせない。

では、そのデータが、現状どんなふうにやりとりされるようになったかといえば、なぜかデータファイルのやりとりか、全体像を無視した欠片だけのやりとりか、そのどちらかが主流のまま。この構図は、紙メディア、マスメディア中心の頃からそれほど変わっていないように見えます。配布されるものが紙からデータファイルに変わっただけ。

データを提供する側だって、ファイルを提供したい訳ではなく、そこに表されている状況とか現象を知ってもらいたいのだとしたら、そしてその状況や現象が持つ意味は、ファイルからその内容を解析できる専門家達だけでなく、もっと広い人達に知ってもらっていいものだとしたら、データ提供サービスには、もっと別の形があっていいはず。それがDataCloudsの発想です。

<DataCrowdsとは>

DataCloudsは、反面からみれば、いわゆるシンボリック・アナリストの立ち位置への問題提起でもあります。

2007年に表面化した世界経済危機の際には、金融機関や格付会社の行動が批判されました。また日本でも、長引く経済低迷の過程で、「エコノミスト」と呼ばれる人達のなかにどんなに当てにならない人がいるのかも明らかになったと思います。

ただ、こうしたシンボリック・アナリストたちが自分たちのインセンティブなり都合なりに合うようなデータ・情報・分析を提供するのは、彼らが人間である限り、ある意味自然な傾向と考えざるを得ません。そうした行動を示す人達にうまく対応する方法を、僕たちの側で身につけるしかなさそうです。

そのための1つの方向は、シンボリック・アナリストに、今までになかった競争をしてもらうか、今までになかった立場で働いてもらうことではないかと思います。つまり、彼らの側で都合なりインセンティブなりを変えてもらう訳です。より端的には、セルサイドだけでなく、バイサイド、それも群衆の側でも働く気になってもらう場を設けられないか、ということです。これが、Data for Crowds, DataCrowdsの発想です。

これからは、BOPだって、シンボリック・アナリストたちの顧客基盤になるはず。客単価は低価格でも、膨大な人々にリーチできる、信頼してもらえる情報提供者になることは、シンボリック・アナリストたちにとっても有意義なはず。

世銀は、かなりの金額で購入する必要のあった公表データを無料にしました。これで、相当量のデータが、誰にでも同じようにアクセスできるようになりました。

次は、このデータを、誰にでも分かってもらえるような形で広く提供すること。そしてデータを発表している人、データが指し示している人達の動き・暮らし、それらをも、広く分かりやすく多くの人達につないでいくこと。そうした動きの中で、シンボリック・アナリストに働いてもらうこと。

大がかりな組織にせずに、ネットやソーシャルな基盤を活用して、徹底的に低コスト・低資産での運営形態にすれば、或る程度でも実現できるのではないか。そんなことを考えた次第です。

とりあえず大きなことを言ってみましたが、実際には、Rails3.1への対応、フロントエンドの機能充実、WDI以外のデータソースの取り込みなど、地味に取り組んでいくつもりです。まずは、ソーシャル機能の取り込みかなと思っています。今年の残り時間でそのあたりは形にしたいと思っています。

お祭りなう

(download)

昨日から、地元白山神社のお祭りで、今日は神輿遷幸。住んでいる場所の旧町名は春日三丁目。白山神社の一番南の氏子町。もうこのお祭りを見るのも9回目になる。

今年は、白山通りの向かいの本郷が氏子の櫻木神社のお祭りも同じ日程なので、朝から町中にぎやか。