今後も「昔の日本」を当てにできると思いますか
先日の総選挙の民意の1つには、「『昔の日本』を取り戻そう、そうすればまた昔と同じ暮らしができる」という願望があったように思える。
だが、そうした「昔の日本」にしがみついてきた企業・産業ほど、最近の業績の落ち込みが大きくなっているようだ。『失われた20年』も、そうした「昔の日本」にしがみついてきたことによる失敗だろう。
そうではないことを証明するための実験継続を、民主党に期待する人がそんなに多いのだとしたら、そうした人達に完全に望みを絶ってもらうステップが必要なのかもしれない。
結果として、70年代以降の日本の政治経済は、変化を拒み続けた或る特定の2ないし3世代に、焦土となるまで食い潰された、という歴史が残ることになるんだろう。
他方で、「いったんは焦土となる必要がある」という主張は、そこまでめちゃくちゃにされた日本の立て直しに、いったいどれだけの人を動員できると思っているんだろう?みんな、もっと自分の幸せを大切にする選択をするんじゃないだろうか?
結局、これからの日本に、多くの人を動員し続けたいのなら、どこの党も(票につながらないとして)示していない明確なシナリオに基づいて、説得する必要があるだろう。「それでも、こういう未来が可能だ」と。ただ、それってどれだけの説得力があるんだろう?


