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戦術や経営としての読書: 『弾言』『読書進化論』を読み終えて

小飼弾『弾言』と勝間和代『読書進化論』を読了。

『弾言』は、読む前に思っていたよりずっと面白かった。

「無記名の善意」というのは、以前にブログを書いていた時に、自分でも実感することが出来たし、全体の主旨を「各個人が今備えておくべき武装・戦術とその見取り図」と捉えれば、本全体の構成もわかりやすく、するりと頭に入ってくれた。

他方、『読書進化論』は、題名が「ウェブ進化論」と似ていたこともあり、「読書2.0」のような話かと思って読み始めたところ、かなり違った。

著者も書いているように、この本の主旨は、「読書とか本自体が全く新しくなった」とか、「これまでの地道なマーケティングでは効かなくなった」といったことではない様子。

確かに、Webを活用した読書法のような話も書かれているけれど、読み進めていくほどに、「本の世界にも、マーケティングやWebとの連携で出来ることがまだまだ沢山ある」という辺りが、主旨になっていく感じだ。

つまり著者のいう「進化した読書」とは、『経営としての読書、その発展形態としての著述業』なのではないか。

自らの著作のマーケティングについて、ここまで詳細・積極的に自著で語っている事例を、私自身は他に読んだ覚えがない。実験的に著述業を進めていく著者の姿自体、確かに新鮮だ。

たとえば、『(株)勝間和代著述業』の中間決算と中期経営計画、そのレビュー、ケースを読んだような感じ、といえばいいのかもしれない。

著者は、既に雑誌等に書評を書いているけれど、もし可能であれば、この同じ視点から、世に流通する様々な著作を分析・評価してもらえたら、これまでにない「企業分析のような書評」が出てきそうだ。ぜひ、読んでみたい。

それぞれの著者(=経営者?)からは、相当に嫌な顔をされるかもしれないけれど、出版社(=株主?)からは、「(出版)アナリスト」として歓迎されるのではないか。

いずれにしても、新しい「読書」が提起されている2冊だった。自分なりの分解・消化をするべく、再読してみたい。

 

#本日の英語の運動: All-in-OneはCD全部聴きが3回目終わり。今晩もやる。
#ExEはPart2の1セット目第2ゲーム終わり。87文型は、増量後の3セット目前半が終わった。今晩は飲み会だけれど、やる。
#Podcastは、BW以外は一通り聴いた。Bloombergでは、Alain Blinderがしゃべっていた。なかなかひょうきんな人らしい。

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